同志社一貫教育 探求センター The Doshisha Integrated Education Exploration Center

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About The Doshisha Center for the Promotion of Integrated Education

同志社一貫教育探求センターについて

創立者新島襄は、誰よりも「良心」を高く評価しました。「良心教育」を建学の精神とする同志社教育は、「キリスト教主義」、「自由主義/リベラルアーツ」、「国際主義」を教育理念に掲げ、時代が移り変わろうとも、その理念を変化させるのではなく、より深く見つめ、問い直すことによって踏み固め、法人内各学校が、それぞれの発達段階に即した知徳体の全人格教育を粘り強く展開することによって、良心を手腕に運用する人物を輩出してきました。
現在の同志社は、幼稚園から大学・大学院までを擁して「幼稚園ヨリ大学ニ至ル」一貫教育の確立を切望していた新島の夢を実現しており、同志社一貫教育探求センターが法人内各学校間の連携促進を図り、教育プログラム等を紬ぐことにより、自治・自立の精神にあふれ、博愛精神に富み、個人の尊厳を重んずる人物、高潔な人格を有する人物、そして国際社会で創造的な活動のできる人物養成に向けた新たな取り組みを展開しています。

The Integrated Educational
System of the Doshisha

同志社の一貫教育体制

幼稚園およびインターナショナルスクール、2つの小学校、4つの中学・高等学校、2つの大学の併せて14の学校を擁する総合学園である同志社は、それぞれの特色を活かしながら、知徳体の全人教育を実践しています。
今日の大学進学率の向上に伴い、大学入学、合格することそのものが目的化してしまい、入学後に意欲を喪失する学生も少なくありません。しかしながら、同志社では、自身の「夢」を見つけるにとどまらず、「夢」を社会貢献、社会変革ができる「志」に昇華させ、そのために必要な知識と知恵(モラル)の習得が必要と考えています。このため、大学教員が高校に出向いて講義を行う「出張講義」にとどまらず、園児と生徒、生徒と学生など課程のことなる在学生が、様々なテーマで交流できる機会の提供や、法人内高校生が高校在学中に同志社大学の正課科目を履修することが可能な橋渡し教育プログラムにも積極的に取り組んでいます。また、教員についても、幼稚園から大学までの学校法人同志社のすべての教職員が集い、互いの教育活動の成果等を発表、議論する場として「同志社研修・交流会」を設け、法人全体の教育の質向上に取り組んでいます。