2025年4月3日、同志社礼拝堂において新入社員を対象とし、同志社の建学の精神、同志社の歴史、同志社のキリスト教主義等を理解する機会を提供することを目的として、「2025年度同志社新入社員研修会Ⅰ」が開催された。
研修会では、始めに、八田英二 学校法人同志社総長・理事長より「私学を取り巻く厳しい教育環境」という演題で講演があった。高等教育市場の情勢や公的規制など多方面から、私学の現況、課題及び取り組むべき方向性についての説明があった。
続いて、小﨑眞 前同志社女子大学長より「創立者新島襄の言葉(良心)に誘われ〜激動の21世紀社会に対峙し〜新島襄の同志となるために」という演題で講演があった。創立者新島襄が教育活動の中で重要視していた事への理解を深めることにより、同志社におけるキリスト教(主義)教育の重要性を再確認することで、同志社が目指す教育のあり方について説明があった。
出席した新入社員は、同志社の歴史と建学の精神を深く理解するとともに、同志社の発展のために寄与する責任の重さを自覚し、共に考える機会となった。
研修会終了後は、同志社女子中学校・高等学校ガリラヤ食堂において、総長・理事長、講師、学校長らを囲んで和やかな雰囲気の中、懇親の場が持たれた。
